屋久島ウコン情報
屋久島の「ヤク」は「薬」であるという説すらある薬草豊富な屋久島。
紫ウコン(ガジュツ)をはじめとするウコンに関しては、江戸時代中期の文書にも家庭の常備薬として栽培されていたという記述が残っており、古くから島民が利用していたことがうかがえます。
二日酔いの予防としてよく知られるウコンですが、その他にも、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの予防にも効果が期待でき、お酒を飲まない方にとっても健康維持に重要な食品として注目されています。
屋久島のウコンは、豊富な水と豊かな自然の中で、手間暇かけて育てられています。ミネラルたっぷりの屋久島ウコンとともに健康な毎日を送りましょう!
ウコンの主成分に期待される効果効能
一般的には飲酒前に飲まれることが多いウコンですが、実は昔から、体調がすぐれない時、お腹が痛い時、内臓の疲れを感じた時などに飲まれてきた食材です。
ウコンの主成分であるクルクミンには肝臓からの胆汁の分泌を促進する作用があり、アルコールの分解を促進させるといわれています。また、肝臓を保護するともいわれ、肝障害や肝硬変を抑制する働きもあるようです。さらに、脂質代謝改善などに効果が高いといわれ、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの予防に効果的であるとされています。優れた抗酸化作用と抗炎症作用を併せ持ち、アルツハイマー病を予防するとして、昨今注目を集めています。
同じく主成分である精油成分には胃腸を整え、胃腸内のガスを排出する働きがあるといわれています。また血圧を降下させる作用があるともいわれています。
様々な効果・効能を持つと言われるウコンは、民間療法しかなかった昔から、そして現代病に悩む現在においても常に人々の生活とともにあるスーパーフードとして愛されています。
用途に合ったウコンを選ぼう!ウコン3種の比較
ウコンとは東南アジアを中心に分布しているショウガ科の多年草植物です。そのうち日本でよく栽培されている主な種類は、秋ウコン、春ウコン、ガジュツ(紫ウコン)で、屋久島においても同様にその3種が主に栽培されています。
それぞれにおいて、異なる効果効能が期待されますので、皆様の用途に合ったウコンをお選びください!
①秋ウコン
特徴
・オレンジがかった黄色。
・春ウコン、紫ウコンに比べて苦みが弱く摂取しやすいのが特徴。
・ターメリックとも呼ばれ、カレーやターメリックライスなどお料理にも使われています。
効果・効能
クルクミンが豊富で、抗酸化作用、肝機能改善効果、二日酔い予防効果などを期待して利用されています。➡お酒を飲む方にオススメ!
②春ウコン
特徴
・黄色。
・秋ウコンよりも苦みは強い。精油成分が多い。
・ミネラルが豊富。
効果・効能
精油由来の抗菌作用、抗炎症作用、生活習慣病予防効果などを期待して利用されています。
➡毎日の健康維持に!!
③紫ウコン(ガジュツ)
特徴
・紫がかった白色で、秋ウコンより苦みが強い。
・江戸時代には健胃薬として当時から屋久島の主要産品の一つでした。
・霜が降りない屋久島はガジュツ栽培において北限の地です。
効果・効能
クルクミンはほぼ含まない代わりにシネオールなどの精油成分を多く含み、生薬として消化不良などに使われています。胃薬として有名な恵命我神散の主原料です。
➡食べすぎた日の消化不良や疝痛(せんつう)に!
屋久島のウコン生産者
当店で販売している屋久島ウコン生産者の方々をご紹介します。
・株式会社恵命堂
全国的にも有名な胃に効く生薬「恵命我神散」を作っている老舗恵命堂。屋久島生まれの創業者が昭和初期にガジュツを生薬として全国に広めました。
当店では「恵命我神散」は販売することはできませんが、ともに原料として使われている屋久島産秋ウコン100%の細粒を販売しております。お出かけにも携帯しやすい分包タイプです。
有限会社 屋久島薬草販売
親子2代で真心と誠実をモットーに、栽培から販売まで一貫して行っています。手間暇かけて栽培されたウコンです。
春ウコンタブレット、春・秋・紫ウコンミックスタブレットをそれぞれ30粒入りタイプと一回飲み切り小分けタイプのラインナップで販売しています。
・屋久島山福農園
「本当に安心安全なものを。」という思いで、生産から加工、販売までを一貫して行っています。無農薬でウコンを栽培しています。
春ウコン、秋ウコン、紫ウコン(ガジュツ)の3種類を配合した商品は美容と健康を強力にサポート。飲みやすい小粒タイプ。
・屋久島ネイチャー企画 細川自然農園
農薬、除草剤不使用!米ぬか乳酸菌と海藻由来液肥を葉面土壌散布することで過度の肥料も使わずウコン本来の力強い生命力を活かし栽培されています。
春ウコンを手軽に摂取できるタブレットタイプ、ターメリックライスやカレー用のパウダータイプを販売しています。