そうこうしているとなんだか豚肉のいい香り…どこだ!と思い、きょろきょろすると大きな鍋から湯気が。先ほど用意していた黒豚が大きな鍋でゆでられていました。
ほら、やっぱりこの鍋の感じ、小学生の頃に覗いていた給食室!とちょっと興奮。でもこの茹でた黒豚はどうやって取り出すの?
おおおおーーーー!ざ、斬新!!なるほど、この大きい鍋は横のハンドルをグルグル回すと傾く仕組みか!すごい!お肉の下準備はこれにて完了!
そして再び大鍋登場!先ほどのお味噌に茹でた黒豚などなど材料が投入されました!お味噌10キロ、黒豚10キロ…この鍋をグルグルかき混ぜるのは大変そうだ。しかし、こげないように丁寧に混ぜ続けます。楯さんも真剣なまなざし。と思えば、途中から楯さんが歌いながら混ぜる。なんだか楽しそうなその風景に休憩していた人たちも腰を上げて作業に参戦。まるで草津温泉の湯もみを見ているようでした。(実際の湯もみは見たことありません!笑)
時々ヘラの主を交代しながら混ぜ続けること約30分。ついに黒豚味噌が完成しました!!
見てくださいこの鍋の中!屋久島産の黒豚がごろっごろ入った黒豚味噌。写真では当然伝わりませんが、実際はここに肉味噌のい~い香りがプラスされて視覚と嗅覚両方からの刺激に食欲をそそられます。
特別に出来立てをペロり。
柔らかい黒豚とピリッという辛さが絶妙。「あ~白いご飯が食べたくなる~~~」
出来上がった黒豚味噌は、バケツリレーのように横に並んだ皆さんの前を通って瓶に入れられていきます。
お鍋から、ロートのような逆円錐の入れ物へ。
ロートから瓶へ。
トントンと台の上でお味噌の上面をならして、
お味噌が足りない分は足し、瓶の縁をきれいに拭いてふたをします。皆さん黙々と作業を続けます。
こうしてできた黒豚味噌は約150瓶。みなさまお疲れさまでした!!